店舗外観。日本橋室町という古来より商業の中心地への出店では、“Trust&Treat”、そして“ダンディ&シャープ”をコンセプトに店舗を起ち上げ、全室完全個室、和モダンでプライベート空間を提供
A5等級の近江うしにこだわった個室焼肉を展開する「にくTATSU」が、日本橋室町に新店をオープンした。
近江うしといえばその歴史は滋賀県が彦根藩と呼ばれていたころに遡り、中でも近江うしの味噌漬けは江戸幕府に献上されていたことでも有名だ。また、牛肉を原料とする滋養薬として「反本丸」が作られるなど、古くから美味しさのみならず品質の高さにも定評がある。
「にくTATSU」ではこれまでも近江うしにこだわった店舗展開をしてきているが、日本橋室町店においてはこれまで以上にインバウンド市場も意識し、日本で独自に発展した“YAKINIKU”文化の世界発信により注力していきたいという。そこで同店ではワインやシャンパンとのペアリングにあわせたカルパッチョや炙り寿司の食べ比べなど、“認定生食用食肉取扱者等設置施設”の認定を受けた店舗(※同ブランドでは全店舗が取得)だからこそ提供しうる限定メニューも考案した。
近江うしは年間の出頭数がわずか5000頭と、日本三大和牛(※神戸牛、松阪牛と共に)の中でもっとも希少価値の高い和牛だ。さらには日本最古のブランド牛という歴史も持つ。
同店により、近江うしの価値がよりグローバルなものとなることに期待する。
「近江うし にくTATSU 日本橋室町店」
https://nikutatsu.com/nihonbashi/
日本橋室町店限定メニューの“にくTATSUカルパッチョ”。生野菜と共にサラダ感覚で食せる一品
同じく限定メニューの“~寿司食べ比べ~サーロイン炙り寿司&赤身炙り寿司”。いずれも口に入れた瞬間に肉の甘みが溶け出してくる必食メニューだ
7時間煮たものを揚げ、注文ごとにカットして提供する“タンカツサンド”。ネットの評価サイトでも高い評価を得ている同ブランドのシグネチャーメニューだ
“極上ロース焼きしゃぶ”。本メニューはスタッフにより卓上調理され、絶妙な火入れのタイミングで提供される
同ブランドは〆メニューが豊富に用意されていることでも有名だが、日本橋室町店では人気商品のユッケを丼にした限定メニューをオンリストした
近江うしはもちろんなのだが、同店を訪れたらぜひ食してもらいたいものに熊本のさいき農場で飼育されるブランド豚、“火の本豚”がある。豚肉観が変わるほどきれいな味わいの逸品だ
さしが細かく入っており、筋肉が繊細であることからくどさがなく、食べ疲れを感じない点も近江うしの特徴だ
日本橋室町店限定コースは、同店限定メニュー2品に加え“厳選近江うし厚切りステーキ”や“極上ロースと赤身の焼きすき”も入っており、近江うしを余すところなく堪能したいミートラバーには至福のコースになっている(※画像は日本橋限定コースにもっともコース内容が近いイメージ画像です)
担当:毛利愼 ✉mohri@ohtapub.co.jp