基準については、その取り組みレベルの高低に応じて、必須項目と考えるべきものに「レベル 1」、取り組むことが望ましい項目を「レベル 2」、高度な取り組みと思われる項目を「レベル 3」に整理できます。「レベル 1」は、全体の約 35%、「レベル 2」が約 31%、「レベル 3」が全体の約 34%から構成されます。まず、三つのレベル別に、取り組み結果を見ますと、レベル 1項目に対するクリア比率が約 88%、レベル 2項目に対するクリア比率が約 67%、レベル 3項目に対するクリア比率が約 58%、全体では約 72%という結果でした。それら基準は、国際的な水準で非常に高度なものとして捉えられている基準です。
2022年4月8日号 新しい視点「ホテルの価値」向上理論 ホテルのシステム思考
第485回 新たな戦略、宿泊施設のSDG’s対応について(3)
【月刊HOTERES 2022年04月号】
2022年04月07日(木)