一度人格を感じることとなれば、再度その宿泊施設を訪れたい、あるいは知人や友人に紹介したいと考える顧客が増加する傾向があることを、これまでの調査で確認し、ご紹介してまいりました。
この安心感に関するサービス要素では、宿泊施設に関連する 19のサービス要素を抽出し、「安心感」を連想する比率を調べた結果では、連想度合いが高い順で、清潔感 90%、丁寧さ88%、安全安心 87%、快適性 87%、維持管理 86%、正確性 86%、迅速性 84%、プライバシー84%、機能性82%、顧客配慮82%、積極性 82%、業務専念 79%、共感性 78%、情報提供 74%、環境配慮 73%、地域文化性 64%、意匠性 61%、バリアフリー57%、海外対応 54%という結果でした。
2022年1月7-14日号 新しい視点「ホテルの価値」向上理論 ホテルのシステム思考
第473回 ホテルの品質と顧客が感じる人格特性 (2)
【月刊HOTERES 2022年01月号】
2022年01月13日(木)