250号は前号に引き続き、福山観光旅行の新しい商品開発の取り組みについて触れていく。開発コードは「福山から人を送り出すだけでなく、福山に人を呼び込む」。後継者の漆川さんは、新規事業は経営者と考えるのが得策と考えた。そこで次の問い「福山には何があるのか」を立て、身近にいる経営者、社員旅行でお世話になっている企業人たち一人一人を訪ねた。
岡村衡一郎
(おかむら・こういちろう)
1971年生まれ。亜細亜大学卒。(株)船井総合研究所を経て、2004年(株)スコラ・コンサルト入社。120社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)、『30代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など
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