四つのシーン例は、(1)チェックイン対応やロビー等、(2)客室内容、(3)夕食レストランの体験等、(4)朝食やチェックアウト等と想定しました。それぞれの良し悪しの 16パターンのシーン別累計の総合評価を調査しました。
最初のシーンで、好印象の場合、100点満点で、平均で約60点、印象が悪い場合は 30点と評価されています。総合評価の流れとしては、最初に良ければ 100点からスタートし、その後のシーンの印象が良ければ、100点を維持する、悪くなると低くなる、というのではなく、「なんとなく」最初のシーンが良ければおおむね 60点からスタートするとういことです。一方で、最初から印象が悪い場合、0点ではなく、その後のシーンの期待感もあり、30点からとなります。
2021年9月24日号 新しい視点「ホテルの価値」向上理論 ホテルのシステム思考
第460回 個人市場における顧客側印象形成のポイント
【月刊HOTERES 2021年09月号】
2021年09月22日(水)