ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • 2021年9月10日号 新しい視点「ホテルの価値」向上理論 ホテルのシステム思考
2021年9月10日号 新しい視点「ホテルの価値」向上理論 ホテルのシステム思考

第458回 昨今の海外ホテル不動産賃貸借契約の状況や動向整理(2)

【月刊HOTERES 2021年09月号】
2021年09月09日(木)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 前回は、アジア太平洋地域のホテル賃貸借契約の動向について、特にオーストラリア、中国に焦点を当ててご紹介いたしました。今回は、香港他世界のホテル賃貸借動向についてご紹介したいと思います。
 
 中華人民共和国香港特別行政区(香港 SAR、以下、香港)は、世界でも初期の MC契約に基づく1963年香港ヒルトンが所在するマーケットであり、成熟したホテル契約を有しています。香港では、不動産賃貸借契約型運営方式によるホテル経営はあまりみられず、所有直営方式か MC契約方式が多いようです。ただし MC契約も、不動産賃貸借契約型運営方式と類似する性格を併せ持っているともいわれています。香港では、好調時におけるハイパフォーマンスが、不調時におけるその後の回復期待にもつながっており、ホテルから他用途への用途変更等はあまりみられません。

 

北村剛史 
Takeshi Kitamura


(株)日本ホテルアプレイザル 代表取締役/(株)サクラクオリティマネジメント 代表取締役/(一社)観光品質認証協会 統括理事不動産鑑定士、MAI(米国不動産鑑定士)、FRICS(英国ロイヤル・チャータード・サベイヤーズ協会フェロー)、CRE(米国不動産カウンセラー)

ホテル・旅館の不動産鑑定評価会社である(株)日本ホテルアプレイザルの代表取締役。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科在籍時には「ホテル・旅館の人格性、パーソナリティー」をテーマに研究。

無料提供中:【サクラクオリティ安全行動基準】(新型コロナウイルス感染症予防および防犯防災衛生管理実践マニュアル)
https://www.sakuraquality.com/


 

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2024年11月15日号
2024年11月15日号
本体6,600円(税込)
【特集】本誌独自調査 総売上高から見た日本のベスト100ホテル
【TOP RUNNER】
フォーシーズンズホテル大阪 総支配人 アレスター・マカルパイ…

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE