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2021年8月20日号 トップインタビュー マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当エリアヴァイスプレジデント カール・ハドソン氏

トップインタビュー マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当エリアヴァイスプレジデント カール・ハドソン氏

【月刊HOTERES 2021年08月号】
2021年08月18日(水)
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「ブルガリホテル東京」の開業で全ラグジュアリーブランドが日本で開業

---来年の「ブルガリホテル東京」で30あるマリオット・インターナショナルのホテルブランドのうち 19のブランドが日本に開業することになりますね。

はい、三井不動産様とのパートナーシップで「ブルガリホテル東京」の開業が実現します。特筆すべきは、ブルガリホテル東京が開業することによって、マリオット・インターナショナルが展開するラグジュアリーブランドホテルのすべてが日本に開業するということです。これは、アジアでは中国に続き二番目となります。

---今、マリオット・インターナショナルでは幅広いブランドを日本全国で開業されていますが、どのエリアに、どのセグメントのホテルを積極的に展開をしたいという方向性はあるのでしょうか?

私たちとしてはどのブランドも、また、どのエリアも、平等に積極的に展開をしていきたいと考えています。繰り返しになりますが、エリア、セグメント含め、オーナー様の幅広い要望にお応えできるのは私たちの強みであると考えています。 

---その点で考えると、今急速に展開している「Trip Base 道の駅プロジェクト」は、いわゆるサードティアーと呼ばれる地方エリアでの実績ともなり、マリオット・インターナショナルの地方での展開の認知も高まり、地方での展開が加速するきっかけになると考えられると思うのですが、いかがでしょうか?

まさにその通りです。「Trip Base 道の駅プロジェクト」はマリオット・インターナショナルの展開の可能性を地方にまで広げるものになると考えています。積水ハウス様とのプロジェクトは現時点で第 2フェーズまでお話をさせていただいており、第1フェーズでは 15軒、第2フェーズでは 14軒、さらにその先も目指したいと私たちは考えています。「Trip Base 道の駅プロジェクト」は単にホテルを開業するだけではなく、道の駅や地元の方との交流を促すことで訪れるお客さまに楽しんでいただき、同時に地域の活性化にも貢献しようというプロジェクトです。その結果、実際に地域活性化をしたいとお考えの地方自治体のご担当の方や、地域の方に喜んでいただいています。1億 5千万人以上の Marriott Bonvoy会員の方がそこに訪れる可能性につながるのです。
 
地方の旅館を訪れたいというニーズもあるかと思いますが、3泊するならすべて旅館に泊まりたいかというと、そうでない方もいらっしゃると思います。洋式のホテルに泊まりたいと。そこに快適さを感じる方もいます。地方の「フェアフィールド・バイ・マリオット」にお泊まりいただき、そこで地域の魅力を味わい楽しむことができる。そうしたニーズに応えることができるホテルとなっています。 
 
---すでに複数のホテルが開業していますが、レピュテーションはいかがでしょうか?

マリオット独自の顧客評価や OTAなどの口コミを分析していますが、おおむねご好評をいただいています。ホテルだけでなく隣接する道の駅や、その町での飲食体験、アトラクション体験、地域の方との交流がその要因となっているようです。

 

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