人は、企業は、何を見て、何を大切にして、どんなアクションをとっていくのかで成果も社風も決まってくる。下請け体質、依頼主の要望に忠実に仕事をしていれば、活気や自信のようなものは失われがちになっていく。逆にビジネスの構造が下請けでも、そこにしか頼めな…
ビジネスを二つに分ける言葉はいくつもある。例えば「元請け」と「下請け」。「メーカー」と「小売」。「旅行代理店」と「旅行実装店:ホテル・旅館」。これらの言葉の背景には分業がある。どちらかが、どちらかの前工程や後工程の関係にある。しかしこれらのような…
2021年 10月 2日、関西の住宅街でバーを営む経営者とお会いした。彼はホテルで長年修行をつんで、年配のバー経営者からお店を引き継ぐ形で、自分の店を開いた。コロナ禍で客足が途絶える中、テイクアウト販売を通じて、お客さまとの関係を再認識していった。自宅飲み…
卸売から小売業へ。ホテル業を取り巻く環境は、旅行エージェント経由の卸売業的な売り方から、小さくたくさんの人に売っていく小売業のような販売形態へのシフトが必要だ。小売業の生命線は品ぞろえにある。品ぞろえのよしあしは、お客さまの欲求の受け方のよしあし…
「ずっと見直し。ずっと良い値。」無印良品の店舗のファサードに掲げられている横断幕を写真(添付 1)に収めた。消費者へのメッセージが次のように書かれている。素材の選択、工程の点検、包装の簡素化は 1980年から変わらない無印良品の原則です。くりかえし点検する…