さまざまな場面で使われる「そんなこと当たり前じゃないのですか?」という言葉。お客さまからも、そしてときには取引先様からも。ときとして耳の痛い半面、「いやそれは…」と思うこともあるこの言葉を、今回は考えてみます。
先日、新規の営業先様へお伺いした際の話です。ヒアリングも終盤にさしかかったとき、「今現在、クリーニングについてお悩みごとはありませんか」と質問いたしました。そうしますと「現場(お客さまが試着するサロンなど)で簡単にシミ落としをしたいと思い、“シミ抜き応急処置セット”なるものを買いましたが、まったく使いものにならないのです」という答えが返ってきました。それを聞いた瞬間、それは取れなくて“当たり前”ではないかとふと思ったのです。
第24回
節減できるクリーニングセミナー
第24回 “当たり前”という危険な考え方
【月刊HOTERES 2015年09月号】
2015年09月16日(水)