皆様はどのような時にクリーニングを依頼されますか?“ 汗をかいたから”“シミがついたから”“シーズンが終わり着なくなったから”などいろいろな場面で衣類をクリーニングなさると思います。それが個人ではなく、衣裳をレンタルする法人になるとどうなるでしょう。それは個人とは別に大きな違いがあります。それは洗うことによって資産価値を維持するということです。また、資産価値だけではなく、その会社の信頼性にもかかわってくることです。
では資産価値の向上と信頼性の維持のためにはどうすればよいのでしょうか。今回はこちらをテーマにお話しさせていただきます。衣類の資産価値を高めるためにはまずメンテナンスをする、検品をしっかりするということが挙げられます。それ以外にも方法があります。それは汚れてから手をつけるということではなく、“汚れる前に手を打っておく”ということです。つまり防汚加工をすることです。汚れたものを除去することはけっこう熱心なのですが、汚れないようにするまたは、汚れたときでも汚れ落ちがよくなるようにするということはあまりご存じない方が多いのが実情です。
第4回
㈲ファッションケアークボタ 代表取締役 本窪田順一氏
節減できるクリーニングセミナー 第22 回
【月刊HOTERES 2015年07月号】
2015年07月14日(火)