金田氏は、製造部門のオリンピックがあるとすれば、世界一の金メダルをいくつも持つ、チェンジ請負人である。私たちは、変われない根っこにあるのは、「自分たちの固定観念や業界常識に縛られているものの見方ととらえ方」だ。金田氏の教えのもと「きづき」「おどろき」「ひらめき」を源泉とする変化を多くの業種で応用展開してきた。詳しく知りたい方は、金田秀治の書籍を手に取ってほしい。
まずは「きづき」ベースから見ていこう。現状の問題点からの変革コンセプトをあぶりだしていくアプローチだ。「問題点」と「原因」という切り口は、多くの企業で議論されている。しかし繰り返し、なぜ、なぜ、なぜ、と真因に迫れているかというと、どうだろうか。あるスクール事業を見ていこう。