「何かを変えていかねばならない」。確認するまでもないが、2021 年はどの業種でもチェンジがテーマだ。しかし必要性は分かっていても、方策や見つけられないという足踏みがチェンジにはつきまとうのではないだろうか。最も重要なのは、変化する対象と発見である。図表は、故・金田秀治氏から教わった変化する対象の見つけ方だ。「きづき」「おどろき」「ひらめき」を生み出すための着眼点である。
岡村衡一郎
(おかむら・こういちろう)
1971 年生まれ。亜細亜大学卒。(株)船井総合研究所を経て、2004 年(株)スコラ・コンサルト入社。120 社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)、『30 代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など
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