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2021年2月12日号 トップインタビュー(株)SQUEEZE(スクイーズ)代表取締役CEO 舘林 真一氏

トップインタビュー(株)SQUEEZE(スクイーズ)代表取締役CEO 舘林 真一氏

【月刊HOTERES 2021年02月号】
2021年02月10日(水)
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社内からでは限界がある構造改革。DX をアウトソースするという発想

 SQUEEZE では、「DX 推進アシスト」というコンサルティングサービスを通じて、総支配人や企画室向けの外部のDX 推進チームとなり、総支配人やマネージャーと伴走しながらオペレーションを共に分析し、業態・業務改革の実現に取り組んでおります。経営の悩みを聞き、最適なソリューションを提案したり、経営側に立ってベンダーの選定なども一緒に行なうなど、意思決定時に寄り添える、そんな存在でありたいと思っています。

■最後に、今後の市場の見通しと展開をお聞かせください。

 今年は国内需要が徐々に回復し、来年には国内旅行は正常化するものの、インバウンドの回復は2-3 年ほど掛かると比較的保守的に見ています。この機会にオペレーションの効率化をしっかりと行ない組織を筋肉質にして、コア業務にリソースを掛けられる体制に生まれ変わることが重要だと思っています。見方を変えると、「ピンチはチャンス」、今はホテル業界がアップデートを図る大きなチャンスと言えます。

 当社としては、今後は運営しているホテルのオペレーションを磨き続け、ソリューション・システムを業界に浸透していきたいと考えています。オペレーションを改革できれば宿泊者にもより柔軟なサービスを適切な価格で提供できるとも感じています。既成概念的にある、施設都合で決まっている定刻のチェックイン、チェックアウト時間も崩すことが可能になります。用途も利用時間も異なるゲストが同じADR でサービスを受ける、こうした「当たり前」も現状のオペレーション構造やビジネスモデルが起因していると思っており、これらの既成概念を革新していきたいですね。

 DX に取り組みたいホテル・企業様とぜひ連携させていただき共に成長をしたいです。外部のDX 推進室として、総支配人はじめ経営陣の悩み・課題を解決できるホテル業界改革の先端企業としてさらなる躍進をしていきたいと思います。クラウド型経営の収支シミュレーションやDX 推進など、ぜひご相談ください。

 

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