以前にも中小企業のいい加減な人事について触れたと思いますが、人材育成について計画的に取り組み、適正な人事管理をしていけば、社員のモチベーションにつながるという実体験をご紹介したいと思います。
大企業とちがい、中小企業の人材育成、それにともなう昇進は細かい決まりがないことが多いようです。つまり、社長の気分次第で、急に研修が行なわれたり、予想もしない昇進人事があったりという具合です。こういった“いきあたりばったり”の人事は、社員のモチベーションに大きな悪影響を与えかねません。
社長のタイプは主に二つに分かれます。一つは、人材育成に対して消極的で、なかなか昇進させないタイプ。社員は何年もの間、ず~っと昇進もなく、日々淡々と時間を過ごしています。平和な日々ではありますが、前進が見られません。変化の時代には追いついていけませんね。
連載39
連載39 桃井文子のオーナー社長のための辛口道場
社長、役職が人を育てます!
2015年09月09日(水)