まずは、全国1万名に対する旅行ニーズ調査結果を見てみます。旅行に行ってよい環境になれば、「是非行きたい」との回答割合が46.2%、「行きたい」が21.7%でした。また、特に20歳代、30歳代の旅行意欲が強いという結果でした。当該1万名中、旅行に「行きたい」と積極的な姿勢を示した回答者の中で200名を無作為に抽出してその旅行形態や顧客像を調べてみました。その結果、以下の通りの結果です。
まず、距離圏については、200キロ圏域以上でも良いとの回答割合が56.5%という結果でした。ただし、年齢が上がるほど「海外旅行でも良い」との回答が減少していました。また女性の18%ができるだけ近場が良いと回答していました(男性は9%で合計13.5%)。
2020年10月2日号 新しい視点「ホテルの価値」向上理論 ホテルのシステム思考
第415回 今後の旅行市場の顧客像
【月刊HOTERES 2020年10月号】
2020年10月01日(木)