SDGsという言葉が浸透する中で、さまざまな人たちが共に働くわれわれホスピタリティーの世界こそ、人種やジェンダーの差別は真っ先に解決をしなくてはならないし、そこに向けて努力をすべきではないだろうか。
われわれが「ホテルマン」ではなく「ホテリエ」という言葉を使おうとなってもう20年は経つだろうか。以前は保育士は「保母さん」、キャビンアテンダントは「スチュワーデス」、ビジネスパーソンは「ビジネスマン」、フォトグラファーは「カメラマン」と呼ぶ時代であった。それらが今では世界規模で死語となっていのは、ジェンダー平等の意識が浸透しているからだろう。
2020年8月7・14日号 FROM THE PUBLISHER 太田 進 ホスピタリティーの世界だからこそ
FROM THE PUBLISHER 太田 進
【月刊HOTERES 2020年08月号】
2020年08月12日(水)