フランス料理アカデミー日本支部(会長:フィリップ・バットン氏)は3月24日、服部栄養専門学校(東京都渋谷区)にて「第10回 アンドレ・ルコント杯コンクール」を開催した。
同コンクールはフランス料理・菓子の分野で長年にわたり日仏両国の文化交流と親善に尽力した故アンドレ・ルコント氏の功績を称えるとともに、フランス伝統菓子の発展の願いを込めて開催されるもの。なお、同氏は1968年に同協会の日本支部を創設した実績を有する。
今回、「直径25cmの『パリ・ブレスト』2台(展示用・試食用)」と「オリジナルの小菓子新製品1種類10個」がテーマ。20~35歳のパティシエが参加要綱となり、書類選考を通過した8名の選手らにより腕を競い合った。
実技審査では5名のシェフパティシエが審査を担い、味覚審査では同協会 名誉理事の藤井 克昭氏、服部栄養料理研究会 会長の服部 津貴子氏、リーガロイヤルホテルグループ 統括総料理長の太田 昌利氏など8名が審査を担った。
同コンクールの結果は以下となる。
●優勝&特別賞 岡本 昌樹氏(パティスリー おかしやPage)
●準優勝 中山 翔太氏(名古屋東急ホテル)
●3位 佐藤 和樹氏(シャトレーゼ ガトーキングダム 札幌)
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp