辛い時期だがこの時間をサービスの進化につながる自己啓発のために使ってほしい
一般社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会(通称:HRS)は、ホテル、レストランをはじめ、広く料飲サービス業界で働く人たちを対象とした国家検定である「レストランサービス技能検定」の実施を任されている。また、テーブルマナーとサービスの正しい知識を広く普及させることを目的に、西洋料理、中国料理、日本料理のテーブルマナーの講座と講師認定試験の実施、レストランサービスの知識・技能を向上させるための各種講習会、企業研修、セミナー、コンクールなどを行なっている。レストランサービスをコアとすることで、レストラン、ホテル、旅館など、すべての業態と等しい距離で話ができるというメリットを打ち出しながら、日本のサービスのレベルアップに貢献するHRS の取り組みについて会長の森本昌憲氏にインタビューした。
Profile
森本 昌憲 氏
(Masanori Morimoto)
1946年7月京都府綾部市出身。69年4月藤田観光(株)入社。箱根ホテル小涌園ベルボーイに配属。73 年箱根ホテル小涌園フロント担当。74 年クアラルンプールに赴任。94年藤田観光リゾート事業部企画室長。2000年同社取締役箱根小涌園総支配人。01年同社常務取締役グループ事業戦略担当。07年同社代表取締役社長。08年同社代表取締役会長。12年同社取締役会長。13年3月同社顧問に就任。同年6月より日本ホテル・レストランサービス技能協会(HRS)会長を務める。