前回の原稿ではハラールを巡る国の動きをご紹介させていただき、同時にハラールへの取り組みは決して「信仰」を持たれた方たちだけの問題ではないというところで結びとさせていただきました。本稿でいよいよ最終回。これまで、おもてなしと多様化する市場への備えと題し執筆させていただいてきました。
外国人観光客の流入は増加の一方です。先日発表された観光庁のデータでは、上半期の外国人観光客は既に900 万人を大きく超えており、このまま伸びていくのなら、2000 万人達成は政府の計画よりも早まるといううれしい誤算となりそうです。
では、受け皿はどうなのでしょうか。徐々に整備はされてきているのでしょうが、問題の一つとして多言語化が挙げられます。
第20回
超実践的InboundTourism 「おもてなし」と多様化する市場への備え
第20 回「まとめ2」
【月刊HOTERES 2015年08月号】
2015年08月20日(木)