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第18回 松浦 誠 「人材育成において大切なこと」

第18回 ホスピタリティあふれる人材を育てる方法

【月刊HOTERES 2019年06月号】
2019年09月06日(金)
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株式会社アーバンマネジメント
常務取締役
講師統括マネージャー
松浦 誠
(プロフィール)
1983年2月大阪生まれ。
ホテルでの仕事にあこがれ、アメリカ・シアトルへ留学。帰国後ザ・リッツ・カールトン大阪へ入社し、レストランサービス業務にたずさわる。順調にキャリアを重ねる中、29歳のときに脳梗塞を患う。失意の底に沈むも、兼ねてよりお世話になっているお客さまからの紹介で、㈱アーバンマネジメントへ講師として参画。以後毎年2000名を超える受講者が参加する研修は、業態を問わず、人と接する喜びを体感し、自己表現を養うことで人生の質を向上させ、売上向上・離職率低下という成果につながると高い評価を得ている。
ホテル勤務時代のお客さまからの言葉「あなたのホスピタリティを後世に残してほしい」を胸に、日々人生をかけて、プロフェッショナルに必要な感性を伝える。
 
(企業情報)
※接客業の育成に関する研修の検討や相談は、下記へお問い合わせください。
 
㈱アーバンマネジメント TEL=06-6315-5777
Mail=matsuura@urma.co.jp
担当:松浦
URL=http://urma.co.jp/company.html

「一流と呼ばれるホテルのようなサービスができる人材に育ってほしい」「スタッフには自発的に考え行動し、お客さまに感動を与えてほしい」、企業の経営者や人材育成に携わっている方からよく相談いただく内容です。今回の記事では、私の研修を受講された方々が「ホスピタリティあふれる人材」だと周囲から認識されるようになったその方法と、実例について書かせていただきます。

私が考えるホスピタリティあふれる人材

 その方法をお伝えする前に、まずは持論をお伝えします。 私が考えるホスピタリティあふれる人材とは「ヒトが誰しも持っている他人に対する優しさを素直に表現することができる人材」です。また、人間は本質的に優しい生き物だとも私は考えています。誰かに喜んでもらえるとうれしいし、困っている人がいれば助けたいし、落ち込んでいる人がいれば寄り添いたいと思うものです。
 特別な能力ではなく、ヒトが生来備え持つ「他人に対する想いやり」を素直に表現することができれば、その人はホスピタリティあふれる人材だと認識されるようになると私は考えます。
 

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