組織や人を大きく育てるのは、小さな目標ではなく大きな目標だ。現状の数パーセント上を見続けているようでは、組織や人が大きく変わることはない。
先週の本欄でホルスト・シュルツ氏がマルコム・ボルドリッジ賞の二度目の受賞を目指し、筆頭副社長が当初「やりすぎだ。合理的な判断ではない」と言ったのを押し通して7 年の歳月をかけ、1999 年に再度受賞したストーリーを紹介した。世界で戦うトップというのは、周囲からすれば「無理だろう」と思うような目標を掲げることで、組織・人を大きく成長させるものだ。
2019年7月12日号 FROM THE PUBLISHER ——太田 進——
トッププレーヤーのメンタリティ
【月刊HOTERES 2019年07月号】
2019年07月12日(金)