（一社）ワインアンドスピリッツ文化協会（東京都港区、田辺由美理事長）は、同会によるワイン品評会「Japan Women’s Wine Award」（通称サクラワード）の2019 年度審査結果を発表した。
 
　アワードの審査会は1 月29 日と30日の2 日間にホテル雅叙園東京で開催。日本のワイン業界で活動する女性、延べ560 人のブラインド・テイスティングによって吟味されたワインは34 カ国4326 アイテムに上った。
 
　その結果、278 アイテムが「ダブルゴールド」、1013 アイテムが「ゴールド」、715 アイテムが「シルバー」、総計2006アイテムが受賞し、ダブルゴールドの中から特に優れたワイン48 アイテム、総エントリー数の1％に対してダイヤモンドトロフィーが贈られた。また、これら総合的な表彰のほか、女性ワインメーカー賞に加え、すしに合うワインや天ぷら、すき焼きや焼き鳥、鉄板焼き、寄せ鍋、韓国料理、中華料理、タイ料理などそれぞれに合うワインとして細分化した表彰も行なわれている。
 
　受賞ワインはFOODEX JAPAN 2019の会期中に会場で展示され、初日の3月5日に行なわれた授賞式ではダイヤモンドトロフィーと特別賞が発表された。
 
　サクラアワードは今回で6 回目。回を重ねるごとにエントリー数を増やすばかりでなく、受賞後の販売促進といった側面でも「日本人が選んだワイン」「女性が選んだワイン」としての販売効果も評価されている。
 
　受賞ワインの詳細は、サクラアワードHP からも閲覧が可能だ。
URL ＝http://www.sakuraaward.com/jp