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第334回 北村剛史  新しい視点「ホテルの価値」向上理論 〜ホテルのシステム思考〜

第334回 『新たな宿泊施設品質認証制度サクラクオリティ⑵』

【月刊HOTERES 2018年12月号】
2018年12月07日(金)
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北村剛史
Takeshi Kitamura
㈱ホテル格付研究所 代表取締役所長
一般社団法人観光品質認証協会 統括理事
㈱日本ホテルアプレイザル 取締役
不動産鑑定士、MAI (米国不動産鑑定士)、FRICS(英国ロイヤル・チャータード・サベイヤーズ協会フェロー)、CRE(米国不動産カウンセラー)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所研究員。ホテル・旅館の不動産鑑定評価会社である㈱日本ホテルアプレイザルの取締役。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科では「ホテル・旅館の人格性、パーソナリティー」をテーマに研究活動に従事

 
「サクラクオリティ」は、地域と一体となる取り組みを重視している宿泊施設に対する品質認証プログラムであり、全国の13 ある「観光圏(観光圏整備法に基づく組織)」とともに、制度化、導入、運営を進めてまいりました。日本的文化性を表現した「サクラ」をマークに使用し、安全・安心感に関する調査システムを構築、機能させることで、リピーター化しかつニーズが多様化する宿泊市場に合致した情報提供を行なうことを目的として、今年度から全国に13 ある観光圏だけではなく、その他全国の認可DMO 等に導入され、参加施設数が増加している宿泊施設品質認証制度となりました。
 
「サクラクオリティ」では、フェーズⅠ調査とフェーズⅡ調査に分けて品質認証を行なっています。今回は、この「サクラクオリティ」の調査内容について、フェーズⅠ調査用基準概要について、旅館編、ホテル編、その他小規模宿泊編(簡易宿泊所、ゲストハウス、ペンション等)のうち、ホテル編をご紹介したいと思います。

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