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第150 回 鈴木 忠美  次世代リーダーたちに贈るメンタルケア術 これからの人材育成 

第150 回「終わり良ければすべて良し」

【月刊HOTERES 2018年09月号】
2018年09月21日(金)
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人は一度受けたサービスを記憶している
 
 昨日ホテルマン時代に知り合ったユニコーン様の依頼で、リーガロイヤルホテル東京で行なわれた「UNICORN~ IT ソリューションセミナー2018」の特別講演の講師に指名いただき、同ホテルにお泊めいただいた。今回のホテルは盛岡グランドH 時代に一度泊まった記憶がある。そのとき、もし私の記憶違いでなければ真夏ということもあり。浴衣を着た秋田出身の女性スタッフに出迎えられ、私も東北出身なので鈴木様にお会いできるのを心待ちにしていましたと嬉しい一言。そんなとき、人は一度受けた印象を記憶しているもので、それを下回ると寂しさを覚え上回ると感動を覚える。私が講演を頼まれ各地に出向いて、一番印象に残る対応されたのはナゴヤキャッスルホテルである。駐車場に着いた途端、すぐページガールが飛んできて荷物を持ってくださり、玄関ドアをくぐるとフロントスタッフがその子にルームキーを渡し、車を降りて客室までノンストップで案内された。さらにビックリしたのは、客室に着いたらご希望でしたら本日の講演会場を下見案内しますというので、お言葉に甘え案内いただいた。今回のホテルは来館した時点で少し寂しい思いをする一場面もあったが、このホテルの素晴らしいところは、それを瞬時に名誉挽回することである。セミナー後の懇親会での素晴らしい応対や、ご丁寧に総支配人や副総支配人からもご挨拶いただいた。また二次会場はダイニングフェリオというところだったが、私が一番好きな飲み物は梅酒だったので注文すると、梅酒は置いてないですがと言いながらも、他の部署にはありますのでと素早く私の望みをかなえてくれた対応にも感銘した。聞けばまだ3 年目という酒井真理安さんのその一生懸命さは今も印象に残っている。さらに一番ビックリしたのは翌朝レストランやフロントに顔を出したとき、スタッフの皆さんから昨日は講演ありがとうございます、と声掛けられたことである。ほかのホテルで講演して翌朝に直接かかわりのないスタッフから、ねぎらいの声をかけられたことは一度もなかったので、やはりこのホテルはとても連携の素晴らしく、また泊まりたくなるホテルである。

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