鈴木 忠美
〈すずき・ただみ〉
1969 年盛岡グランドホテル入社。レストラン課長、料飲企画部長、副総支配人を経て96 年総支配人就任(98 年同取締役)。在職中には専門学校 盛岡カレッジオブビジネスで講師を務める。2003年東北ホテル宴会場支配人協議会(東北B.M.C.)会長就任(5 期10 年)。05年ホテルシティプラザ北上入社。同取締役サービス部支配人、現在は山形県東村山市クアハウス碁点にて勤務しながら、料飲業務従事者の資質向上を目指し、教育研修会の企画・運営を行なう。
社員総会発足
前号に続き不死鳥のごとくよみがえった盛岡グランドHの再建請負人K氏の続編20 回目である。経営が変わって新たに発足したものの一つに、月いちの午後2 時からの社員総会があった。それまでは全社員を一堂に集めて、トップ自らの考え方をお話ししてもらえる機会は皆無だったので、社員にすればとても新鮮で魅力的だった。
このホテルの今の経営状態や、この先どう進もうとしているのか、今の世の中の動向はどうなっているのかなど、先見的な目で新入社員にも分かるように毎月詳しく説いてくださった。そのため、こんな素晴らしいお話を聞けないのは損と、最低限の留守番隊を残してわれ先にと誰もが出席した。中には休みに当たっている人も、月1 回の社員総会の時間だけ私服で顔を出す人もいるほど毎月素晴らしい内容だった。またトップのお話だけではなく、営業部や飲食施設の代表、前もって届ければ総務などバック部門。それとリーダーも順番に話す機会を与えられた。最初は誰もが下手だったのに、だんだんトップに影響されて魅力的な話し方を会得して行ったのはもちろんのこと、お客さまとも動じないで社会情勢の話しにもついて行けた。貴社でも月一の社員総会はいかがでしょう。
このホテルの今の経営状態や、この先どう進もうとしているのか、今の世の中の動向はどうなっているのかなど、先見的な目で新入社員にも分かるように毎月詳しく説いてくださった。そのため、こんな素晴らしいお話を聞けないのは損と、最低限の留守番隊を残してわれ先にと誰もが出席した。中には休みに当たっている人も、月1 回の社員総会の時間だけ私服で顔を出す人もいるほど毎月素晴らしい内容だった。またトップのお話だけではなく、営業部や飲食施設の代表、前もって届ければ総務などバック部門。それとリーダーも順番に話す機会を与えられた。最初は誰もが下手だったのに、だんだんトップに影響されて魅力的な話し方を会得して行ったのはもちろんのこと、お客さまとも動じないで社会情勢の話しにもついて行けた。貴社でも月一の社員総会はいかがでしょう。