ビジネスにおいて人とちがうものの見方、商品やサービスを提案していかなければ生き残れない時代になりました。今まで当たり前だったものや常識であったものがある日突然変化するのです。先日、イタリアに仕事に行ったときに、いつも通訳をしてくれている方の話を聞いておどろきました。
彼女は30 年以上前に大手旅行会社の予約センターに入社しました。当時は、テレックスというシステム機械を使って予約をしていました。ある日上司が“近い将来はコンピューターが一人一台になり世界中の情報を見ることができ、ホテル、航空券の予約ができ、画面に人が現れ話せるようになる”と話したそうです。そのときすでに開発されているということを聞き、“まず自分が生きている間にはムリだろうと当時は思ったけど、こうして自分たちは当たり前のように現在パソコンを使いこなしているのだからおどろいた”と話をしてくれました。
第6回
連 載36 桃井文子のオーナー社長のための辛口道場
社長! 常識を超える発想を持っていますか?
【月刊HOTERES 2015年07月号】
2015年07月08日(水)