ソムリエ・スカラシップに選ばれた3 人。左から、近藤佑哉氏、田中叡歩氏、松永文吾氏
27 歳以下を対象に次世代育成
過去の受賞者も活躍の場広げる
(一社)日本ソムリエ協会(東京都千代田区、田崎信也会長)は4 月23 日、「第7 回 J.S.A. ソムリエ・スカラシップ」の最終審査を東京・目黒のホテル雅叙園東京で開催した。このスカラシップは次世代を担う若手ソムリエの育成が目的。若手のコンクール参加機会の創出により、知識・技術の向上と研鑚、地域を超えた交流、情報交換の場をつくり、業界全体の活性化を図るもので、2017 年4 月1 日の時点で20~ 27 歳の協会員に限りチャレンジができる。
昨年の全日本最優秀ソムリエコンクールで優勝した岩田渉氏や2 位の井黒卓をはじめ、過去のスカラシップ受賞者は着実に活躍の場を広げている。今回は二次審査を通過した12 名が最終審査に挑んだ。