人生100 年時代と言われ、70 歳、80 歳でも活躍していたり、新しいことに挑戦をしたりする人たちがいる現在、50歳、60歳で「もう年だから」という言葉はもはや時代にそぐわないのではないだろうか。
小社の創業者である太田土之助が81 歳のころ、ある人が「もう55 歳になりました」と言ったのに対し、「50 代などはまだ男としてハナタレ小僧だな」と返した。それを聞きドキッとしたのを覚えている。当時30 代半ばだった自分は、「まだ小僧の領域にも達していないのか」と思い知らされたのだ。
FROM THE PUBLISHER ——太田 進——
人生100年時代
【月刊HOTERES 2018年01月号】
2018年01月26日(金)