㈱龍名館 専務取締役
濱田裕章氏
新規ホテル開業に先行して
現在、HOTEL 1899 TOKYO の開業準備と並行して弊社で注力しているのが、既存店舗である1899 のお茶の水店です。3 年前にお茶をテーマとした創作和食料理店として立ち上げた店舗でしたが、今回の新規ホテル開発にあたり再構築した1899 のブランドに合わせて、再設計を図っています。新ホテルで1 階に位置する飲食フロアは、デリカテッセン形式で予定しており、弊社として実績の無いスタイルであるため、色々と不安も多くあります。そのため、お茶の水店をホテル開業までに、様々な試験的な空間として使っていこうと考えています。もともと再構築したブランドに合わせて店舗のハード、ソフト含む商品設計の見直しを行おうとしており、同時にここで再整備して完成させたスタイルを新規ホテルに持ち込む方向性で考えています。
お茶の水店の見直しを通して、新規ホテルのスタイルを作り上げていくこの取り組みは約1 年前から進めており、10 月に一部商品の見直しを行いました。来月12 月からは新たな店舗ロゴに変更、来年の春には店舗のハード面を一部見直すことをマイルストーンに少しずつ進めています。