日本には全国各地に職人さんがいます。悠久のときを越えてさまざまな技術やノウハウが伝えられ今日にいたっています。手先が器用な日本人だからこそできるものばかりです。
今では言われなくなりましたが中学校や高校を卒業後、「丁稚奉公」として師匠のもとで生活をともにしながらプロなるために修行を積みます。寡黙に師匠の教えを見聞きして修得していきます。本当に素晴らしいことであり、今、日本が注目される中、職人さんたちの技術は世界に羽ばたこうとしています。
そんな中、5 日間の研修で「パン屋さん」になれるという画期的なパン屋開業支援が誕生しました。立ち上げたのは㈱おかやま公房の河かわかみ上祐つねたか隆社長です。高校卒業後、パン屋に修行、22 歳で開業したまさにパン職人です。現在は岡山に拠点を移し、ディズニーランドをイメージした焼き立てパン広場を運営しています。一日で1200 人が来店しています。人気のカレーパンは一日で1000 個以上販売しているそうです。
第8回
“風の人”山下裕乃の「THE SHARE」
第8回 画期的なパン屋開業支援
【月刊HOTERES 2017年11月号】
2017年11月17日(金)