大住 力(おおすみ・りき)
ソコリキ教育研究所 所長
公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」代表東京ディズニーランドなどを管理・運営する㈱オリエンタルランドで約20 年間、人材教育やプロジェクトの立ち上げ、運営、マネジメントに携わる。退社後、「ソコリキ教育研究所」(研修・講演・コンサルティング)を設立し、前職での経験を生かして、人材育成プログラムを企業などに展開している
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▪ Case Study 26
企画本部と現場が嚙み合わない。“ 大企業病” に陥っていませんか?
最近はあまり聞かなくなりましたが、“大企業病” という言葉があります。安泰安心しきって、言わば、あぐらをかいているような危機意識の無い社内情勢をすこし皮肉り、悪い意味で表現しているものです。一昔前は、ベンチャーなどというスピード発展企業も無かったため、伝統や実績のある“ 大企業” を目標化していた時代もありましたが、この場合は、中傷した意味を含んでいます。しかし、この“ 大企業病” という言葉の本来の意味は、企業がどのような形態であっても、ICT がどのように進化発展を見せても、起こり得る事態を意味しています。