ホテルやウエディング業界の人材不足はますます深刻化している。ホテル業界では新卒の男性の応募が少なく、ウエディング業界は業界そのものに対する人気はあるものの、あこがれと現実のかい離から長く働き続けることができない状況にある。“天から人は降らず”と、人材不足の問題に切り込み動き出した㈱サンケイプラニング 足立寛之社長に、皆をスターにさせることを目指す「たの☆スタ」の考え方や新たな取り組みをお聞きした。
福永 ホテルやウエディング業界の人材不足は深刻になっています。“誰かいい人いませんか”と聞かれることも、年々多くなりました。その中で人材不足問題に立ち向かい新たな取り組みをされているとお伺いしましたが、始めに御社の概要やこれまでの経緯などをお聞かせいただけますでしょうか。
足立 当社は平成12 年1 月、主にサービス産業への人材派遣業として創業しました。当初は長崎県長崎市に拠点を構えていましたが、一般労働者派遣事業許可を取得後、平成16 年3 月、福岡市内に福岡営業所を構えました。以後、有料職業紹介事業許可を取得。本社を福岡オフィスに移転し、「たの☆スタ」戦略やホテル宴会場業務受託、ゲストハウス業務受託、平成25 年には「たの☆スタ大学」を開講するなど、創業当初から人にかかわる業務を展開しています。
