最近リニューアルされたBarlow Wingに位置する「Premier King Bedroom」。約35㎡の広さで、部屋から駅構内の列車が発着する様子が見渡せるユニークな客室だ。
この「Premier King Bedroom」は、鉄道ファンにとってはたまらない客室と言えよう。
幾多の変遷を経て、セント パンクラス駅はユーロスターのロンドン側の発着駅となって、再び脚光を浴び見事に復活を果たすことになる。ホテルはマリオット・グループにより買収され、徹底的に修復された後に、セント パンクラス・ルネッサンス ホテル
「St. Pancras Renaissance Hotel」として華麗なる大変身を遂げ、2011年5月にグランドオープンした。かつてビクトリア朝の上流社会の人々が馬車から降り立ったエントランスホールは、ロビーラウンジ「Hansom Lounge」となりアフタヌーンティーを楽しむゲストでにぎわっている。
ロンドンSt. Pancrasとパリ北駅を結ぶユーロスターが頻繁に発着する様子が目の前で展開する。
1867年に鉄骨が組まれたカンパニー名も部屋から確認できる。
やや狭い感じだが落ち着いたバスルーム。
ユーロスターが発着するセントパンクラス駅構内。
かつての駅ホーム側にあった出札口「Booking Office」。