ホテル館内はムーア様式のアラビックな雰囲気が漂う。
セント パンクラスは、38室のスイートを含め全245室を擁する大型のホテルである。今回は「Premier King Bedroom」を紹介したい。部屋から駅構内の列車が発着する様子が見渡せるユニークで人気の客室だ。ホテルの最大の見どころは、スコット卿が心血を注いで建築を手掛けた中央階段「Grand Staircase」であろう。壮麗な大階段を前にしてゲストはその圧倒的存在感に目を奪われる。また、駅構内で旅人の発着のドラマが繰り広げられたであろう出札ホールはレストランとなり、その名も「Booking Office」としてよみがえった。その他、ブラッセリー料理の「The Gilbert Scott」や駅ホーム際にあるカジュアルレストラン「MI+ME」などがある。スパ施設「St. Pancras Spa」は、規模は小さいがスイミングプールやジムも充実している。
ホテルの最大の見どころは、スコット卿が心血を注いで建築を手掛けた中央階段「Grand Staircase」であろう。
壮麗な大階段を前にしてゲストはその圧倒的存在感に目を奪われる。ホテル館内に造られた階段としては世界屈指の美しさを誇る。
ムック本“世界の美しい階段”「Beautiful Staircases around the World」の表紙を飾った印象的なステアケース。
館内渡り廊下。
館内渡り廊下側から俯瞰した、セント パンクラスの正面エントランス車寄せ。