上層階にある「Suite」の一つで、フェミニンな雰囲気を持つベッドルーム。
客室はすべて違ったスタイルで、室内は官能的なデザイン構成だ。
機能的で、使い勝手の良いバスルーム
「Suite」のリビングルーム。
サンジェームスは、熱気球飛行場の跡地にアドルフ・ティエール元フランス大統領の夫人が1892年に設立した、ティエール財団のシャトーを前身に持つ。クラシカルな邸宅は当時のパリの優秀な奨学生のためのサロンとして役割を果たしたが、1991年にサンジェルマンにある「Relais Christine」を所有していたバートランド・ファミリーが物件を取得してホテルビジネスを開始した。建物はオリジナルの内装を手掛けた巨匠アンドレ・プットマン女史に代わり、2011年に同じく女性インテリアデザイナーのバンビ・スローンによって全面改装され現在に至っている。
熱気球飛行場の跡地ということで、熱気球の絵が描かれている。
館内奥に設けた優美な曲線の螺旋階段。