- 「世界のリーディングホテル」
ホテルジャーナリスト - 小原 康裕 プロフィール
パリで最もエレガントな場所の一つであるチュイルリー公園に面した「Le Meurice」。
ホテル正面ファサードの下は、この様な歩行者用の美しい回廊となっている。
「Le Meurice」のマスコット犬“ピスタッシュ”にちなんで、シンボルマークとして王冠とグレイハウンドの姿が標されるようになった。
“パリで最も歴史の古いホテル”として、多くの王室や世界の賓客を迎えて来た屈指の格式を誇るホテルである。それ故に戦争で勝利し進駐した軍隊は、占領地で最も良いホテルを最高司令部として徴用する。皮肉な話だが、それが結果的にホテルのステータスを証明してしまうことが多々ある。ナチス・ドイツの占領から解放への劇的なシーン、『パリは燃えているか?』の舞台となったムーリスは、まさにパリを代表する風格を備えている。
「Le Meurice」の正面エントランス。
重厚、且つ威厳が感じられるレセプションデスク。
スタッフに迎えられる筆者。
華麗なロビー周り。