ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • 2017年新年号 特集Ⅰ「わが社の10年後」  Vol.28  ㈱ダイヤモンドダイニング 代表取締役社長 松村 厚久 氏
Vol.28 2017年新年号 特集Ⅰ「わが社の10年後」  Vol.28  ㈱ダイヤモンドダイニング 代表取締役社長 松村 厚久 氏

会社も自分自身も真価が問われる

【月刊HOTERES 2017年01月号】
2017年01月06日(金)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


㈱ダイヤモンドダイニング 代表取締役社長 松村 厚久 氏

 
究極のエンターテインメント性の追求
 ダイヤモンドダイニングは2001 年に第1 号店目である『VAMPIRE CAFE』を出店してから、100 店舗100 業態を成長コンセプトとして発展してまいりました。私自身、自ら物件を探し、コンセプトメイクをし、デザイン、メニューを考え、店創りは何よりも楽しく、1 店舗1 店舗こだわりの店創りを続けてきました。店づくりはお客様に、「わぁー」「キャー」「カワイイ」と言われたら勝ちです。コンセプチャルで、フォトジェニックな店舗はメディアにも多く取り上げられ、注目を集めました。
 
 会社の事業規模も変わり、今では一部チェーン展開もしています。私の故郷である高知県の郷土料理を提供している『わらやき屋』に関しては、高知の食文化の素晴らしさを広く波及すべく、今もターミナル駅を中心に出店を拡大しております。また、グループ会社のゴールデンマジックの『九州熱中屋』に関しても現在77 店舗(2016 年11 月末現在)を関東・関西に展開しています。これらの業態に関しては、鰹やサバといったキラーコンテンツの特徴から考えて、チェーン化した方がお客様に訴求するインパクトも大きく、さらに効率的なことからチェーン化を採択しました。
 
 店舗展開の仕方は時代に合わせて変えていますが、エンターテインメント性を追求し、付加価値を創出するというビジネスは変わっていません。今はコンビニをはじめ、食を提供するビジネスはものすごい勢いで台頭してきています。その中で飲食店が存在している意義は「その店に行きたい」という目的性があるからです。類似した業態や店舗が次々生まれる飲食業界ですが、私たちの創っているようなエンターテインメント性は再現するのが難しく、なかなかまねすることはできません。他社を圧倒するような究極のエンターテインメントを追求することで、付加価値を創出し、他社との差別化を図っていくつもりです。

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2024年12月15日号
2024年12月15日号
本体6,600円(税込)
【特集】本誌独自調査 全国ホテルオープン情報
【TOP RUNNER】
スタジアムシティホテル長崎(株)リージョナルクリエーション…

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE