ホテルボストンプラザ草津 代表取締役社長 南 英三 氏
これからの10 年を見通すことはむずかしいことですが、当たり前のことを当たり前にやっていく延長線上にホテルがあるとしか言いようがありません。求められるサービスをきちんとこなしていく姿勢が大事と思っています。奇抜なことをやる必要はありません。普通のことを愚直に続けていく姿勢こそが次の未来につながっていくものと信じています。
当ホテルの角垣賢総料理長が「世界料理オリンピック」で金メダルを受賞しました。4 年に一度、ドイツで開催されている権威ある料理大会ですが、今年は2000 人もの調理人が集まりました。その中での金メダルですからこれほど嬉しいことはありません。
当ホテルは小さなホテルではありますがいろいろな料理コンテストで優秀な成績をおさめています。また、お客さまにも「ボストンプラザの料理はおいしい」との評判を聞くようになりました。お客さまの評判と若手料理人の好業績がホテル全体を明るいものにしています。
角垣総料理長の存在が大きいのです。柔軟な考えを持っており、専門のフランス料理だけでなく和食、中華などの調理人を招いて勉強会も開くなど若手に刺激を与えています。小さなことでもきちんと基本を学び、それを実践して次に応用をはかっていくことが繁盛の源であることを彼は教えています。
改めて思うことは、やるべきことをきちんとやり続けることが10 年後の姿を決定づけるのではないでしょうか。
ホテルボストンプラザ草津
http://www.hotel-bp.co.jp/