にこやかな「Conservatory Lounge & Bar」のスタッフたち
アララトパークハイアットは29 室のスイートを含む全208 室のゲストルームを擁す現代的外観が特徴だ。特にエントランスホールは高い吹き抜けになり、シースルーのエレベーターが行きかう近未来的空間となっている。筆者にアサインされた部屋は最近改修されたデュプレックス・タイプのスイート「Penthouse Suite」で、ゴージャスなバスルームとモスクワ中心部の広大な眺めが特徴だ。前述した伝統的アルメニア料理レストラン「Cafe Ararat」は、古代アルメニアをモチーフにした大理石の柱や彫刻のインテリアが象徴的である。お勧めは最上階にあるスタイリッシュなルーフトップ・ラウンジ「Conservatory Lounge &Bar」で、テラスからの眺めは圧巻である。その他、日本料理「えのき」、朝食に最適な「The Park Restaurant」などがある。スパ施設「Quantum Spa and Health Club」は、トリートメント、プール、ジムなど充実している。
アララトパークハイアット正面玄関の向かい側にマールイ劇場があり、その奥がボリショイ劇場である。モスクワ随一の飲食店街やツムデパートも至近距離にあり、文化・芸術とショッピングが同時に楽しめる理想的な立地を誇る。ハイアット流のホスピタリティーが行き届き、アルメニアへの郷愁が漂うこのホテルの滞在は印象的である。
最上階にあるスタイリッシュなルーフトップ・ラウンジ「Conservatory Lounge &Bar」
テラスからの眺めは圧巻で、クレムリン、ボリショイ劇場など、モスクワの街全体を一望にできる
日本料理「えのき」
「The Park Restaurant」のエントランス
主にブレックファスト用にオープンする「The Park Restaurant」
ブレックファストには多くの食材が並ぶ