プレジデンシャルスイートの1つであるラフマニノフスイート「Rachmaninov Suite」のリビングルーム。約100㎡の広大な面積を持つクラシカルな雰囲気の2 ベッドスイートである
「Rachmaninov Suite」の中央に位置する室内ダイニングルーム
ホテルアストリアはスイートを含め全169 室を擁し、聖イサーク広場にアールデコ様式の豪壮な姿で佇んでいる。筆者にアサインされた部屋はプレジデンシャルスイートの1つであるラフマニノフスイート「Rachmaninov Suite」を用意して頂いた。約100㎡の広大な面積を持つクラシカルな雰囲気の2 ベッドスイートである。メインダイニングは「Astoria Café」で、エレガントなフランス料理が自慢だ。グランドロビー奥に瀟洒なラウンジ「Rotonda Lounge」があり、アフタヌーンティーで賑わっている。隣接して「Lichfield Bar」があり、ウォッカとキャヴィアが堪能できる。スパ施設「The Spa at Hotel Astoria」には5 つのトリートメントルームを持ち、フランスの高級ブランド「La MaisonDe Beauté Carita」が展開している。
ホテルアストリアは外観も館内も帝政ロシアの重厚な雰囲気が色濃く残り、1995 年の映画「007 ゴールデンアイ」にも登場している。また、隣接して高品質だがカジュアル感覚の姉妹ホテル、アングレテールホテル「AngleterreHotel」を運営している。2 つのホテルを状況に応じて使い分けるのも面白いかも知れない。
アフタヌーンティーで賑わう瀟洒なラウンジ「Rotonda Lounge」
「Lichfield Bar」はウォッカとキャヴィアが堪能できる
ラウンジ「Rotonda Lounge」の窓側席から聖イサーク広場が見渡せる