ホスピタリティーの世界では競争が激化し、さまざまなアイディアとチャレンジが必要であることは誰もが理解していることであろう。そのためには、失敗を恐れていてはいけない。失敗をチャレンジの結果だと褒め称え、次なるチャレンジに向かっていくくらいの考えが必要なのである。
 
　日本には「失敗は成功のもと」という言葉があるが、どれだけの人がそれを実行しているだろうか。聞いて驚いた話だが、アメリカでは失敗をした企業、つまり倒産をした企業の“葬式”があるという。世の中では時間をかけずに成功する人（ショートカット）とコツコツとやっても伸びない人がいる。この原因を徹底的に追究した本『時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人 SMARTCUTS』（シェーン・スノウ著 講談社）の一部を紹介したい。