約50㎡の広さを誇る「Deluxe Room」のベッドルーム。中庭を望む程良い大きさのエレガントな部屋である
「Deluxe Room」の余裕あるシッティングエリア
今回、ペニンシュラ側から頂いたウェルカムアメニティーの中に、全く予期するべくもない驚きの一品があった
定番のチョコレートのトレーの中に、筆者が表紙に載った「HOTERES」7月24日号をそっくり表面印刷したチョコレートに目が釘付けになった
付随した木製のハンマーでチョコを割って食べるのだが、勿論そのまま割らずに日本に持ち帰り、いまは自宅の冷蔵庫に大事に保管している
世界中のホテルを廻って、様々なウェルカムプレゼントを経験しているが、この様なゲストに配慮した心温まるギフトは前例が無く、見事なホスピタリティーといえる
凱旋門から続くクレバー通りにおなじみのツインの獅子を置いた正面ファサードがあるが、正面車寄せは一歩入った通りにあり、レセプションへと導かれる。筆者にアサインされた部屋は約50㎡の広さの「Deluxe Room」で、中庭を望む程良い大きさのエレガントな部屋だ。レストランは充実しており、広東料理のゴージャスなダイニング「LiLi」がお勧めだ。朝食やアフタヌーンティーに最適な「Le Lobby」、パリの眺望を楽しみながらフランス料理を堪能する「L’ Oiseau Blanc」、歴史の重みが伝わるバー「The Kléber Bar」など豊富な陣容を誇る。スパ施設「ThePeninsula Spa」は1800㎡の広大な面積を確保し、アジアンテイストの雰囲気の中、スイミングプールなど好評だ。ザ・ペニンシュラパリはペニンシュラブランドのヨーロッパ進出第1 号として記念碑的存在であり、アジアや東京で培われたホスピタリティーを存分に発揮している。今年6月には念願の「PALACE」の称号認定を受け、ますますその実力を確かなものとしている。21 世紀を見据えた利便性を誇るホテルには、パリ有数の豪華なパブリックスペースと客室を備え、顧客の多様なニーズに応えている。
バスタブを挟んでシンクが両側にあるお馴染みのバスルーム
1908 年の建設時当初の豪華さを修復、復元した重厚なバーラウンジ「Le Bar Kleber」
ゴージャスな広東料理レストラン「LiLi」のエントランス