- 「世界のリーディングホテル」
ホテルジャーナリスト - 小原 康裕 プロフィール
「Le Royal Monceau – Raffles Paris」は凱旋門を間近に望む高級住宅街のアヴェニュー・オシュに立地し、日本国大使館も程近い最高のロケーションを誇る
ロワイヤルモンソーの正面玄関。ゲストはアールヌーボーの小粋なエントランスで凛とした制服のドアマンに迎えられる
無数のクリスタルの小片が天井からキラキラと輝くエントランスホール
1928 年の開業以来パリで伝説のホテル、ロワイヤルモンソーが2 年の改装工事の後2010 年にフルリニューアルオープン。新たにRaffles Hotels & Resorts 傘下に加わり「Le Royal Monceau – Raffles Paris」に生まれ変わった。1920 年代から30 年代までの雰囲気をそのままに残し、全館内装および家具は著名デザイナーのフィリップ・スタルクが手掛け、パリ屈指のブティックホテルとしてよみがえった。ホテル館内には極めて珍しい自前の99 座席のシアターを持ち、レセプション横にはパリのエスプリが感じられる書店、さらにコンテンポラリーアートの展覧会が開催されるギャラリーなども併設されている。
ロワイヤルモンソーは凱旋門を間近に望む高級住宅街のアヴェニュー・オシュに立地し、日本国大使館も程近い最高のロケーションを誇る。2013 年6 月にはGeorgeV Paris に続いてパリで6 番目となる「PALACE」の称号認定を受け、栄誉あるパラスホテル集団の仲間入りを果たした。ホテルは、ユニーク、そしてエレガントなスタイルに、洗練されたパリの“ 粋” を表現している。さらに、室内を真っ赤に彩色した喫煙室など、遊び心満載のインテリアにその芸術的センスがフルに発揮され、1920 年代後半“ パリ狂乱の時代” の雰囲気が巧みに再現されている。
レセプションの横にはパリのエスプリが感じられる書店を置いてある
“ ヨーロッパBest Breakfast” のアワードを獲得した「La Cuisine」の店内