ホテルは親会社などの関係でホテルのプロでない人間が幹部になるという話もしばしば聞く。ではそれが悪いことかと言えば、必ずしも悪いとは言えないのではないだろうか。いかなるビジネスも顧客に価値を提供することで対価を得るという構図は同じなのだから、それぞれの経験やプロフェッショナリズムを最大限生かすことが重要なのである。
先日あるイベントで札幌へ行った際、伊藤康博さんという43 年間ホテルの宴会営業を主に経験した元ホテリエから著書『ホテル営業マンのセールス60 カ条』(中西出版)をいただいた。
FROM THE PUBLISHER ——太田 進——
それぞれのプロフェッショナル
【月刊HOTERES 2016年10月号】
2016年10月14日(金)