グランプリに輝いた吉田宏樹氏(ホテルニューオータニ東京)
優勝作品「Brilliant Bouquet(感謝の贈り物)」
(一社)日本ホテルバーメンズ協会(H.B.A.)が主催するバーテンダー全国大会「H.B.A.クラシック 創作カクテルコンペティション チャンピオンシップ&カクテルフェスティバル」の第30回大会が6月26日(日)、北海道の札幌プリンスホテルで行われ、東京支部を代表したホテルニューオータニ東京の吉田宏樹氏がグランプリの観光庁長官賞を受賞。深紅のチャンピオンコートを身にまとった。
1972年から始まったこの大会は1986年の第15回大会以降、2年に一度開催されており、今年は全国12の支部予選を勝ち抜いた21名のバーテンダーが出場した。
現行のルールでは4部門でおのおののスキルを競う。筆記試験、ブラインドテイスティング、接遇審査が25日に非公開で行われ、26日は創作カクテルコンペティションが公開された。
今大会では、4部門すべてで異なるバーテンダーが優勝。さらに、部門1位は獲得していない吉田氏が、すべての分野で安定した能力を発揮して勝ち名乗りを受けた。
H.B.A.が小森谷弘会長になって初のチャンピオンシップ。会場としてきた東京、大阪を離れ、地方都市で初めての大会は700人の観衆で賑わった。
次回は2018年に福岡で開催されることが発表された。
左から
筆記試験1位:八重樫猛(オーセントホテル小樽)
最優秀技術賞・総合第3位:飯塚貴也(ホテルグランパシフィック LE DAIBA)
グランプリ:吉田宏樹(ホテルニューオータニ東京)
接遇審査1位・総合第2位:泉孝祐(リーガロイヤルホテル)
ブラインドテイスティング1位:角田翔(ホテルグランヴィア広島)
※敬称略