六本木でWeb 集客コンサルティング会社のninoya(ニノヤ)を経営する古越です。逆転のWeb 集客論第2 回目は「顧客は市場が縮小しているから訪れないのか」という問題についてです。
弊社では業種・業態を問わずにコンサルティングを行なっているため、縮小傾向を示す市場に位置するお客さまからもご相談をいただきます。
ビジネスの原理原則でいえば拡大市場の方が集客は容易です。他方で市場が縮小しているから集客できないかといえば、それは明確に否と答えられます。少なくともWeb に限定すれば。
では、なぜWeb マーケティングにおいては縮小市場でも見込み客を集めることが可能だと言い切ることができるのでしょうか。
まず挙げられるのは市場調査が容易な点です。新興市場の場合、その商材自体を理解していないお客さまも多いため、必然的にWeb 上で調べるキーワードにもバラつきが出ます。
縮小傾向にある市場の場合、必然的にその商材は多くの認知を得ています。そのため商材に関して調べるキーワードの粒度が整い、検索キーワードからお客さまの悩みあるいは要望を類推することができます。
例えば「ホテル 結婚」というワードでGoogle 検索を行なった場合、以下の関連語が表示されます。
連載 2
古越 幸太 逆転のWeb集客論
連載 2 「顧客は市場が縮小しているから訪れないのか」
【月刊HOTERES 2016年02月号】
2016年02月19日(金)