昨今の「アーバントラベラー」が有する宿泊需要の特徴とはどのようなものなのでしょう。宿泊者の需要特性について、過去との比較は困難ではあるものの、日本人のビジネスマンおよびウーマンを対象に、以下のような調査を行なってみました(全国男女200 名、インターネット調査、2015 年11 月弊社実施)。
調査1:あなたは、ビジネス出張の際、『旅の余韻を強く感じるホテル』に泊まりたいと思いますか。(※出張に行く機会がない方は、行くとした場合を想定してお答えください)調査2:あなたは、観光旅行の際、旅行先でビジネスにつながるような刺激を求めていると感じることがありますか。(※出張に行く機会がない方は、行くとした場合を想定してお答えください)
調査3:あなたは、観光旅行に行かれた際、以下のどのような要素に旅の余韻を感じますか。(※出張に行く機会がない方は、行くとした場合を想定してお答えください)
調査1 では、全体の合計55%が「ビジネス目的」での宿泊においても、「旅の余韻」が感じられるホテルに泊まりたいと答えています。つまり、ビジネス目的であっても観光的要素が求められており、男女年齢別で見てみますと、男女では特に女性にその傾向が顕著に見られます(女性では20 歳代でも60%という結果でした)。