宿泊業9件(前年比1件増)、飲食業84件(前年比9件増)
東京商工リサーチは2024年12月の「倒産月報」を2025年1月14日に発表した。全国の企業倒産件数は842件(前年同月比3.95%増)、負債総額が1940 億3000 万円(同87.96%増)となった。
件数は、4カ月連続で前年同月を上回り、11月に続いて800 件台に乗せた。また、12月としては3 年連続で前年を上回った。
負債総額は、2カ月連続で前年同月を上回り、2024年では10月に次いで3番目の高水準となった。12月では2年連続で1000億円を超えた。負債1億円未満が629年(前年同月比2.7%増)と全体の74.4%(同75.5%)を占め、小規模倒産が中心の推移に大きな変化はない。ただ、1億円以上5億円未満170件(同10.3%増)、10億円以上19件(同46.1%増)と、中堅規模の倒産が増えたことで負債が膨らんだ。
12月の「人手不足関連」倒産は、人件費高騰11件(前年同月5件)、求人難7件(同3件)、従業員退職5件(同6件)で計23件(同14件)だった。
「物価高」倒産は48件(前年同月56件)。2024年は累計698件に達した。
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