2025年、沖縄に「ANA クラウンプラザ」ブランドを再投入
IHG・ANA・ホテルズグループジャパンが2024年12月16日にマレーシア最大級のコングロマリットであるベルジャヤ・コーポレーションの子会社、ベルジャヤ・ランドの100%子会社であるBHR沖縄マネジメント合同会社と、ANAクラウンプラザ・ブランドを沖縄に展開するための運営受託契約を締結したと発表した。
123室を擁する「ANAクラウンプラザリゾート沖縄うるまヒルズ」は2025年初頭にもIHGシステムに加盟し、クラウンプラザのブランドの特徴を随所に取り入れた入念な改装がなされる。
今回発表した「アンサ沖縄リゾート」からのリブランドは、IHGとベルジャヤ・コーポレーションがベトナムで成功させたパートナーシップを基盤に長年の関係を再構築した結果として実現したもので、両社にとって日本における初の共同プロジェクトとなる。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社CEO兼IHGホテルズ&リゾーツ 日本&マイクロネシア マネージングディレクターのアビジェイ・サンディリア氏は次のように述べた。
「本日発表したベルジャヤ・ランドとの契約により、IHGは、日本国内のポートフォリオを倍増するという目標達成に向けた重要なマイルストーンを新たに達成しました。ベルジャヤチームとの日本での初の契約を通し、同社との関係を再び構築できることを非常に嬉しく思います。
世界有数のプレミアムホテルブランドであり、日本国内で最大の外資系プレミアムホテルブランドに生まれ変わることにより、IHGの強力なグローバルネットワークへのアクセスが可能となったANAクラウンプラザリゾート沖縄うるまヒルズは、新たなゲストの誘客と、より高い収益を実現するでしょう。
ANAクラウンプラザ・ブランドの沖縄での復活に向けて、ベルジャヤチームとタッグを組み、将来に向けて更に協力関係を強化することを楽しみにしています。」
ベルジャヤ・ランド・ベルハド・グループ最高経営責任者 サイエド・アリ・シャフル・ハミード氏は次のようにコメントした。
「今回の日本におけるパートナーシップを通じて、世界的に著名なIHGブランドとのコラボレーションを深めることができ、大変嬉しく思います。アンサ沖縄リゾートのANAクラウンプラザリゾート沖縄うるまヒルズへのリブランドは、IHGの卓越した水準と国際的なネットワークに沿った、エキサイティングなマイルストーンとなります。
この布石により、新たな機会が生まれ、ゲスト体験が向上し、当ホテルがIHGのシステムに統合されることで、大きなメリットがもたらされることでしょう。日本における広範な拡大計画とともに、当社は日本国内での足跡を強化し、IHGとの成功裏のパートナーシップをさらに強固なものにすることに全力を注いでいます。」
沖縄本島に位置するANAクラウンプラザリゾート沖縄うるまヒルズからは、東シナ海と太平洋のパノラマビューが堪能できるほか、近隣のゴルフコースや座喜味城跡、恩納村コミュニティセンターといった文化的名所へのアクセスも便利だ。
また那覇空港から車で45分の距離にあり、屋外プール、ジム、カラオケルーム、レストラン、バー、会議室、宴会場、駐車場などの施設を備える。
ANAクラウンプラザリゾート沖縄うるまヒルズは、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートとANAインターコンチネンタル石垣リゾートに続き沖縄で3軒目のIHGホテルとなる。
IHGの「クラウンプラザ」は世界の主要都市、空港、リゾート、郊外で展開している世界有数のプレミアムホテルブランドで、グローバルでは413軒の開業ホテルと146軒の開業準備中ホテルを有している。日本国内には20軒のANAクラウンプラザホテルが開業しており、更に3軒のANAクラウンプラザホテルが開業予定だ。
ベルジャヤ・ランド(Berjaya Land Berhad)について
ベルジャヤ・コーポレーションの子会社であるベルジャヤ・ランドは、1990年に設立されたブルサ・マレーシア証券取引所メインボード上場企業である。不動産開発・投資、ホスピタリティ、モーター・リテイリング(H.R.オーウェンUK)の中核事業を拡大し、交通事業も展開。ベルジャヤ・ランドは、複数の産業と地域にまたがる多様なポートフォリオに支えられ、世界中で強固な事業展開を行っている。詳細は、www.berjaya.com/berjaya-land
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン公式サイト