宿泊業3件(前年比増減なし)、飲食業74件(前年比増減なし)—東京商工リサーチ
東京商工リサーチは2024 年8 月の「倒産月報」を2024 年9 月9 日に発表した。全国の企業倒産件数は723 件(前年同月比4.86%減)、負債総額が1013億7000 万円(同6.46%減)となった。
件数は、4 カ月ぶりに700 件台に戻して今年3 番目の少なさとなった。2022 年4 月から前年同月を上回っていた連続記録は、歴代3 番目の長さの28カ月間でストップした。なお、8 月の官報掲載の法人の法的倒産は629 件(前年同月比2.3%減)で今年3 番目の低水準だった。
負債総額は、2 カ月ぶりに前年同月を下回った。8 月度としては3 年連続で1000 億円を超えたが、負債1 億円未満が550 件で8 割近く( 構成比76.0%)を占めた。倒産は依然として、小・零細企業を中心に推移している。
8 月の「人手不足関連」倒産は、求人難10 件( 前年同月5件)、人件費高騰4 件(同5 件)、従業員退職2 件(同6 件)で計16 件(同16件)。「後継者難」倒産は26 件(同38 件)。「物価高」倒産は46 件(同59 件)で、今年2 番目の低水準。集計対象外の負債1000万円未満の倒産は、44 件(前年同月37 件)発生した。
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